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愛知県立芸術大学校舎群とキャンパス環境保存に関して現在の実態をお知らせ致します。 県、大学は「改修」と言う言葉を巧みに使い、将来建替えに近いプランである事をうやむやにしています。 実際、現在公開されているプランでは校舎群の空間構成の全方向を塞ぐかたちになる事が予測出来るし、新音楽棟建設による環境負荷ははかり知れません。 なぜ最も自然が育まれた場所に建設しなければならないのか、それを巧妙に「改修」と思わせる意図は何処にあるのか。私達があえて「破壊」「建替え」と言う根拠をここに掲載して行きます。
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2011年12月19日(月)


 ジャーナルを直訳すると日誌(Diaryより文学的な)、刊行物、議事録、機関誌、
航海日誌、仕訳帳(簿)などとなる。日誌、刊行物を除けば、比較的「律儀な」と言
うか「あるがまま」に記載して行くものを指している様だ。このジャーナルを投稿し
てゆく者が「ジャーナリスト」。
 19世紀のイギリス人、ブルワー・リットンによる戯曲『リシュリュー』に登場する
言葉で『ペンは剣より強し』と言うのは、福沢諭吉を祖とする慶応義塾のエンブレム
でも知られている様に、民主的、非暴力、言論主義的イメージの象徴として理解され
ている。『リシュリュー』とはフランスの実在の人で、1600年初頭王政時の首席国務
大臣として中央集権体制の確立と王権の強化に尽力した歴史上の人物である。
 実際には自身に対峙する勢力を粛正したり、諜報機関を用いての徹底した弾圧を行っ
た強権的な貴族政治家であった様だ。そのため剣を使って正々堂々戦うより陰謀を巡
らせ、暗幕の力で人々を従わせると言う理解の方が現実的な根拠であろう。
 景気の低迷、政治不信、天災・人災への不安、増税への懐疑など等、人々が抱える
問題は増加するばかり。「円高、本日の終値は…」、○○党は頼りなく、○○党は中
身が無くて反対するばかり、原発事故は想定内の人災だった、大臣の発言が大問題!、
さぞやジャーナリズムにとっては題材に事欠かない時代であろう。やや俯瞰的視野で
見てみれば、カラカラに乾燥した草原にマッチを擦る様なものである。投じた炎は瞬
く間に燃え広がり時の総理大臣の首さえもすげ替える。炎が消えかかる頃には「政治
家を選んだのは国民だ」、「風評に右往左往するのは良く無い事だ」と、他人ごとの
様にもっとも論で締め括る。
 自論、社論を論じるのもおおいに結構だが『闇夜のリシュリューのペン』にならぬ様、
時にはメディア・リテラシーを再認識し朝日の中で自身の検証も行ってほしいものだ。
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